若紫の間


景勝「失礼します…」

左近「ようこそいらっしゃいました。自分は兵法で有名な島左近と申します。
  今から『兵法家島左近の特別講座』を催しますので、ぜひご拝聞下さい」

景勝「ほぅ、兵法講座かぁ。これは為になりそうだな」

左近「この度は『兵法家島左近の特別講座〜幼女だぁい好き〜』に
  おいで頂き、まことにありがとうございます。自分が講師の島左近です」

景勝「え、何か妙なサブタイトルが聞こえた気がするんだけど…気のせい?」

左近「兵法で有名な自分ですが、そんなモノより幼女が好きです

景勝「気のせいじゃなかったーッ!これ兵法講座じゃないの!?」

左近「兵法?そんなもの無くとも、幼女がいらっしゃればやる気が出ます。
  つまり幼女がいらっしゃるだけで、我が軍は圧勝できるのです」

景勝「凄い理論キターッ!!!」

左近「幼女は『島左近さま』『島左近さま』と自分の周りを取り巻くのですが
  哀れ自分は戦場に赴く身、それを幼女に伝えても無垢で一途な幼女は
  『それでも島左近さまのお側に居たいの』とこぼれそうなつぶらな瞳で…」

景勝「い、いきなり妄想がスタートしたーッ!」

左近「………とまぁつまり、この話から分かるように、幼女は実に純粋で
  天使のような心をお持ちになっていらっしゃるのです。自分が見る限り
  上杉景勝殿は『幼女をお好きな人』の眉毛をしていらっしゃいますので
  この辺り、良く分かって頂けるかと思います」

景勝「ま、眉毛!?

左近「えぇ。貴殿が『幼女学(創始者:島左近)』を学べば『第二の島左近』
  と呼ばれる日もそう遠くないはずです。貴殿の眉毛はそんな眉毛です」

景勝「さ、最上級に嬉しく無いッ!」

左近「さて、そんな幼女大好き予備軍の上杉景勝殿。実は今回のアンケートで
  実に憤慨すべき事実が浮き彫りになったのです。しかと見てくだされ」

景勝「っていうか俺、すでに予備軍登録!?




左近「ホラ酷いでしょう!?怒れ群集!今こそ声高らかに幼女崇拝提唱を!」

景勝「あの左近殿…俺には一体ドコが気にいらないのか分からないのだが…」

左近「十歳未満の穢れ無き幼女が一人もいらっしゃらないではありませんか!」


 ※左近の言う『幼女』は三歳以上十歳未満。それ意外は全部『その他』。


左近「このような初歩的なことも分からないなんて!
  貴殿、それでも『幼女大好きッ子同盟』プラチナ会員ですか!?」

景勝「予備軍から昇格して一気にプラチナ会員まで駆け上ったーッ!
  何故俺を幼女好きにしたがるの!?幼女関係、全く興味無いってば!」

左近「またまたご謙遜を…。そんな貴殿には、自分が総力執筆致しました本、
  『幼女と私のイケナイ愛欲生活』を十五冊ほど贈呈いたします」

景勝「今世紀最大にいらねぇーーッ!!!!!


PASSその五『ek』


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