北条氏康(ほうじょう うじやす)
- 信玄・謙信に肩を並べ、関東一円に覇を唱えた文武両道の名将。
- 生涯三十六回の出陣で一度も敵に背中を見せたことがなく、『傷痕は全て向い傷』というから何ともカッコイイ。
- 和歌を読ませればその腕前は歌人並み。
- さらに政治も出来、民の信頼もあつく、まさに文武兼備、理想の君主!
- …だったはずなのだが、最近何か様子がおかしい。
- ある日突然、夏休み明けの中学生の如く変貌をはたし、何故かコギャル口調に。
- 口癖は当然『マジうざー』だの『ちょダサー』だのそんなカンジ。
- とりあえず、無駄に語尾をのばしてタラタラ喋るのが特徴(相当ウザい)。
- ブランド品に目が無く、特に『しゃねる』の新作バック(天文十年春モデル)をあげると凄くよろこぶ。
- 要するに、それ以外の贈り物には「何コレちょダサー。こんな恥ずかしいの身につけるくらいなら、氏康死んだほうがまだマシー。捨てちゃってよーマジでー」等と言って、見向きもしない。
- その大胆かつ奇抜な言動やファッションが何故か全国の若者の間で流行っており、『ファッションリーダー』『カリスマ』の称号を独占中。
- ※氏康の生き様を真似する連中のことを、近年では俗に『ウジラー』と呼ぶ。
- 書状等に書く文字が全てギャル字。
- 例:レまぅU〃∋ぅ ぅU〃ゃ£
- ↑『ほうじょう うじやす』と書いてあるっぽい。
- この書状を送りつけられた近隣の不幸な大名(代表:信玄&謙信)はこの字が解読できず、困惑しきっている。
- 実は氏康の家臣や家族でさえも解読できておらず、困惑しきっている(理解不能度→インダス文字並み)。
- ちなみに朝廷や幕府への書状もこの字のままで書いてますから。