長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)
- 秦の始皇帝の血を継ぐ渡来人秦氏の子孫で、四国統一を果たした、通称『土佐の出来人』。
- しかし、そんな彼も幼少時代は『姫若子(ひめわこ)』と呼ばれていた。
- 理由は『軟弱・臆病で何だかナヨナヨしているから』。
- 姫若子時代の口癖は「え、あの……ど、どうしよう、できないよぉ…(今すぐにでも泣き出しそうな顔で)」。
- 行動がいちいちモジモジしているのだが、それが無駄にかわいらしく、異常に愛らしい。
- しかも困った事に、顔が超可愛い女の子にしか見えない上にアニメ声なので、家臣一同が姫若子にメロメロ状態。
- 家臣一同「姫若子ちゃん激萌えーッ!!!」(熱狂的)
- 家臣諸君の言動は仕方ないとして、問題は元親の実父、国親(くにちか)。
- あろう事か息子の可愛さに一番萌えているのはこの男。
- ワザと元親に大きめ(ぶかぶか)の着物を着せておきながら、「余り気味の袖がヤバい…」等と言っている(お前の行動もかなりヤバい)。
- 同じく、国親の次男・親貞(ちかさだ)、三男・親泰(ちかやす)も兄に萌えており、口を揃えて「兄上の可愛さはまさに犯罪だ…」等と言っている(お前達の言葉が一番犯罪だ)。
- 何故か元親の成長は九歳頃から止まったまま(父・国親の陰謀という噂有り)。
- 「儂の可愛い息子、姫若子や。…いつまでもお前はそのままで、儂の側にいておくれよ」
- 「うんッ。分かったよお父さん」
- ……しかし数年後、二十二歳になった元親の体に突如異変が!!
- 元親が朝起きると、突然過去稀に見ぬマッチョボディに。
- しかも体に合わせて性格まで変わってしまったらしく、「それがしに意見するつもりか!?貴様…首へし折るぞ!?」が口癖。
- ※こうなってしまった状態を俗に『鬼若子(おにわこ)』といいます。
- ちなみに、この後すぐ父・国親が他界するが、死因は『元親のあまりの変貌っぷりに、生きる気力が殺ぎ落とされたから』でほぼ確定。幸せとは、そう長く続かないものである。