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第参回 毛利雪合戦!(前編)


景勝「う〜寒い…。こんな日は家の中で大人しくしておくのが一番だな…」

兼続「ホント、その通りですね。こんな日に外に出たら凍死しますよ。
   …そうだ、景勝殿。今から外で雪合戦しませんか?」

景勝「……。あれ?な…なんか今、日本語おかしくなかった?」

兼続「いいえ全然?大体、僕におかしい所なんてあるわけないでしょう。
   それに、おかしいのは景勝殿の顔だけで十分だと…」

景勝「まだ引きずるか、そのネタを!?しつこいよ与六!
   っていうか、どう考えても今の日本語おかしいじゃん!どこをどうしたら
   『凍死するほど寒いから雪合戦しましょう』って文章が成り立つの!?」

兼続「雪合戦がイヤなんだったら『上杉景勝公開処刑〜知られざる凍死の実態〜』
   でも良いですよ。どちらがお好みで?」

景勝「後者ヤバいって!思いっきり『公開処刑』って言ってるし!100%死ぬよ俺!」

兼続「ちなみに僕のオススメは、一片の迷いもなく後者です」

景勝「せめて迷ってくれ!まだ雪合戦の方がマシ!大マシ!」

兼続「じゃあ、じゃんけんして景勝殿が勝ったら雪合戦、僕が勝ったら
   公開処刑をしましょう。いいですね、いきますよ。じゃーんけーん…」

景勝「えっ、ちょ…待っ…!!」


今回は毛利元就殿の息子、次男の元春殿と三男、隆景殿についての逸話だな。

…ん?
俺(景勝)VS与六のじゃんけん対決、結果はどうなったかって?
…決まっておるだろう。俺の負けだ。
与六め、イマドキ『必殺グーチョキパー』を使いおった…。何歳だよあいつ…。
…え?
じゃあ何でここにいるのかって?
その後『今回逸話紹介をしてくれたら、公開処刑をキャンセルしても良いですよ』
などと言われてな…満面の笑みで。見てのとおり、生き長らえておる。
でも…何か裏にありそうで恐いんだよな…。
結局雪合戦もする事になったし…。あぁ、不安だ…。

と、まぁ、こんな話はどうでも良い。
しっかりと逸話紹介しなければならん(与六に怒られるから)。
俺は基本的にしゃべるのが嫌いなんだがな…命には代えられんし…。
…これは元春殿と隆景殿が、まだ幼い頃の話だ。


元就「今日は冷えるな…おぉ、雪が積もっているではないかvv(←雪大好き)
   …ん?あれは元春と隆景か?何をやっているのだ、あんな所で。
   う〜ん何となくだが、今日は息子達を暖かく見守りたい気分だなぁ。
   そうと決めれば即実行!よし、この物かげから見とくか」


元就殿はこう言うと、その付近の物かげに、こそこそと隠れた。
今で言うなら『すとーかー』系の行為だが、まぁ身内だから問題なしだ。…多分。
…一方の隆景殿は、八人の子供を連れて来たぞ。
元春殿は…うむ。なにやら雪を丸めておるな…。


隆景「兄上ー!!連れてまいりました!五人対五人…これで雪合戦ができますね」

元就『五対五って…お前達、それはバスケのルールだ!』←心ツッコミ(以後同)

元春「おう隆景良くやった!よし褒美だ!さあ見ろ!俺の裸体をッ!筋肉をッ!」

元就『えぇー!?何故そうなる!?』

隆景「はい!喜んで見させて頂きます!」

元就『見るの!?しかも喜んで!?』

元春「よぉしッ!…ふぅーん!!むぅーん!!!」←必要以上に揺れる上腕ニ等筋。

元就『自分の息子ながら、隆々たる見事なマッチョ…加えて見事な馬鹿っぷり…。
   いろんな意味で圧巻だ…。大体…寒くないのだろうか?今は真冬だぞ?』

元春「ヴゥ…寒い…もう止めていいか?」

元就『やっぱ寒かったのか!この馬鹿息子!やめろよ、一刻でも早く!』

※元春、のそのそと服を着る(誰も頼んでいないのに、時々ポーズをとる)。

隆景「それじゃあ兄上。雪合戦をはじめましょう。ルールはどうします?」

元春「そうだなぁ…。とりあえずみんな裸になって…」

元就『お前には裸ネタ以外ないのか、元春!?』

隆景「じゃあユニホームは兄上のチームが半裸、
   私のチームは手袋、マフラー、コートに耳当て。…これでいきましょう」

元就『隆景お前、笑顔でなんてこと言ってんだ!?
   おぉ、哀れなり元春のチームメイト…。寒かろう、つらかろう、切なかろう…』

元春「よ〜し、頑張るぞ〜!(一人ハリキリ)」

隆景「ゴホン。…では。ゲーム…スタート!」


…こうして、元春殿VS隆景殿の雪合戦が始まったのだが…。


元春「攻めよ!攻めよ!とにかく攻めよ!攻撃こそ最大の防御!
   こちらの犠牲などかえりみるな!攻めて攻めて攻め尽くせッ!!!」

隆景「くッ…。雪玉が引っ切り無しに飛んできて、とても攻められない…」

元春「そして目に焼き付けよ!俺の筋肉をッ!!むぅーんッ!!!」


結局、隆景殿は元春殿の猛攻に耐え切れず、ついに負けてしまった。
…と、今回はこのあたりでお開き。終了だ。
なぜかこの話は前後編に分けるらしい。何か理由がある…らしいが俺は知らん。
多分、与六の奴が知っているだろう。
では、次回を待て。

語り:上杉景勝


  モドル